2011年6月8日水曜日

桑田真澄 間違いだらけの野球の常識3

http://baseballandse.blogspot.com/search/label/%E9%87%8E%E7%90%83
の続き

・バッティングについて
ダウンスイングではなくレベルスイング、アッパースイングにしましょう。とのこと。
そもそも、ダウンスイングが流行ったのは王貞治が畳の部屋でやってた素振りがものすごくダウンなスイングだったかららしい。初めて知った。

ちなみに○○スイングを簡単に図にすると↓のようになります。


【ダウンスイング】
ボールを上からたたきます。
あたる瞬間がピンポイントなので空振りしやすいと思うんやけど…。
ジャストミートしてもバックスピンのしょぼい打球になりやすい。ただ、回転が変なので内野手のミスは誘いやすいかも。あと、上から振り落とすのでその分力いらないし、重いバットでも振れた気分になれる。ってか、それでスイング速くなるってんなら上から叩き落せば??
よくバットが波打ってるように見える人はこうなっている可能性大。
※下に振り落とした後に、当てるために無意識にバットが上に行く。
このままだと伸びしろなし。


【レベルスイング】
トップの位置はボールの打点より高いので、当然バットを振り下ろす動作は入るが、ダウンスイングとは違って、ボールに当てる前に水平気味にスイングする。
ボールの軌跡に対してほぼ平行にバットが動くので、ミートしやすい。
※ボールの軌跡は水平よりやや傾いているので、やや角度がある。

飛ばす必要がないのなら、最初からトップの位置を下げておくとスイングしやすくなる。
ふつうやらんけど。

このスイングの場合、ジャストミートすれば、しっかりボールを打ち返せるので無駄がない。
ボールが上がるかゴロになるかは当てる場所次第。
「当たりにくい上に、当たってもまともに力が伝わらない」ダウンスイングと比較して、劣る部分は見当たらない。




【アッパースイング】
桑田が一番勧めたいといっていたアッパースイング。
基本的にレベルスイングとほとんど変わらないけど、ボールに当たる少し前くらいに上向きにスイングすることで、レベルスイングよりもボールの軌跡と角度を合わせている。

多分レベルスイングより難しいけど、慣れればボールも飛ぶしジャストミートしやすい。
但し、レベルスイングより微妙なスイングの調整が必要なので、調子が落ちた時は復調するのが大変かもしれない。
※よくアッパースイングがダメと言われるのは、打つ瞬間に一旦下にバットや肩が下がってから打ち出す打ち方で、下図のスイングとは別物。その場合は、本人が下がっていることに気付いていないことが多く、その無駄な動きの分タイミングがずれたり、単純に下から上に振り上げたりしている可能性があるので良くない。

半分くらい、昔人に教えてもらったことですが、とりあえず動画みて思い出したので書いておきます。

自分の場合、やっとレベルスイングっぽいスイングができるようになってきたんですが、
体が動かない日や変に緊張したりすると、ついテークバックが浅くなり、レベルスイングになる前にボールに当たってしまいます。
自分は、十分にテークバックとってるつもりなのでなかなかそのずれに気づかないんですよね…
といって、思い切り動こうとすると、肩が後ろに入ったり、体をひねりすぎて、結局ずれが生じたり…
ここら辺がセンスのなさなんでしょうね…

続く、かも。

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